アニマルセラピー
C.A.S.A(カーサ)
 私たちは、作業療法士、理学療法士と愛犬家で結成したボランティア団体です。現在メンバーは11名。老人ホームや医療施設等に訪問し、動物とのふれあい活動(コンパニオンアニマル・アシステッド・アクティビティ)を行っています。CASA(カーサ)とは、コンパニオン・アニマル・サポート・アソシエーションの頭文字からとりました。またCASAはイタリア語で「家」を意味する言葉です。私たちは動物を家族とし、よりよい共存関係を考え、その絆を育て支えて行きたいと考えています。
アニマルセラピーとは
 近年、「ペット」と呼ばれ私達が飼育してきた動物たちが「コンパニオンアニマル」という呼ばれ方に変化してきました。これは私達が、動物たちと共存共栄して行こうという心の現れではないでしょうか。動物が、人間の心に与えるいろいろな影響が注目され始めたのもここ数年のことです。そして、「アニマル・セラピー」という言葉もマスコミにより取り上げられ広く知れわたる結果となりました。しかし、キャッチコピーのように使われているこの言葉は、あまり正確な物ではありません。まず、言葉の意味と定義について明確にしたいと思います。
 「アニマル・セラピー」は、正確に「アニマル・アシステッド・セラピー」といい、現在では動物介在療法と略される事が多く、通常A・A・Tとよばれています。もちろん療法というからには医師が処方し、それによる活動となります。ですから、私達ボランティアが安易に使ってはならない言葉であると認識しなければいけません。私達の活動は、動物介在活動「アニマル・アシステッド・アクティビティ」といい、通常A・A・Aとよばれており前者とは区別して使わなければなりません。これはレクリエーションの一環として用いられる活動の一つで、動物と触れ合ったり、犬の芸などを披露する、見学見物を主体とした活動です。また、日本動物病院福祉協会(J・A・H・A)が行う訪問活動は「コンパニオン・アニマル・パートナーシップ・プログラム」通称「C・A・P・P活動」と呼ばれています。何れにせよ動物たちが私達に与えてくれる「癒し効果」を利用したものです。
動物が与える癒し効果
 なぜ私達は動物を前にすると癒されるのでしょうか。原始の時代私達の祖先は野生動物と密接な関係にありました。木の実をついばむ野鳥たちや、草を食べ歩く草食獣を見て外敵からの危険がないことを知ることが出来ました。犬との共同生活が始まったといわれる3万年前においても、犬たちのゆったりとしている様子を見て安全安心であると感じたはずです。ボランティア活動中犬たちは尾を振り喜びを表現しながら参加者と戯れます。小動物であるモルモットやハムスターもいやがることなく抱かれています。私は現在においても大昔のこの原理が成り立って、人々の心を癒してくれるのではと考えています。それ故に、この活動には大切な条件があります。まずは、施設側の動物に対するご理解、そして参加者は動物が好きか、興味があるという方でなくてはなりません。動物が嫌いという方では逆効果を生みかねません。しかし、参加者が子供の場合は例外で、回を重ねるたびに少しずつ慣れ動物たちへの接し方を学んだり、自ら楽しむようになっていくようです。ボランティアとして参加する動物への条件としては、いうまでもなく動物の管理がしっかりされていて特に衛生面で問題がないこと、そしてなによりも、現場に連れて行くことが出来る資質があるかどうかです。詳細なチェックを受けて参加が認められます。これらの条件は、人間も動物も共に楽しめる事を目的としています。動物を道具化し、利用しようという発想では良い結果が得られるはずがありません。
活動を始めて思うこと
 私達がこの活動を始めて5年がたちましたが、マスコミが取り上げるような派手さはありません。むしろこつこつと回を重ねて活動する地道なものでした。また活動を通し気付かされることが2つありました。1つは「AAT」「AAA」[CAPP」等の活動は素晴らしいと拍手するだけではいけないということです。どうしてお年寄りやハンディキャップを持った人が孤独で不安なのか等、今の社会への疑問、またこういった社会を少しでも改善していこうという気持ちを持たなければいけません。そしてもう1つは動物たちと触れ合うことよりも、子供や孫達の施設訪問、職員のあたたかな言葉の方が、入居者にとって何十倍の癒し効果があるという事です。私達はこの2つのことを肝に命じ地道に活動していきたいと考えています。
参加する動物たちの気持ち
 CAPP活動に参加している動物にインタビュー
      「人とのふれあい活動についてどう思いますか?」 
ゴールデンハムスター ハムちゃん
 みなさんは私の体温どれくらいあるか知ってますか。40度近くあるのよ 。代わる代わるだっこしてくれるけど、私達にとって人間の手って冷たいのよ。出来ればプラケースに入れたまま回してほしいわ。それとね、ハムスターはネズミの仲間だから夜行性なのCAPP活動は夜中にやってくれない。これは無理な注文かな?でもね、熟睡中に起こされるのチョット不愉快よ。人間もおなじでしょ。
 最後に犬たちに言っておくわ。私達のおしりの臭いをかぐのはやめてほしいわ。後で毛づくろいがたいへんなのよ。今度やったら噛み付くからね。
モルモット モルちゃん
 老人ホームの訪問で、よくお年寄りから「これは何犬だ?」なんて質問されるけど、これでも立派なネズミの仲間なんだ。祖先は高山に住んでいたので暑いのは苦手。そして、ぼくたちの天敵は野生の肉食動物、つまり犬の祖先オオカミなんだ。今でも犬たちにのぞかれたりすると恐怖を感じてしまうんだ。身を守るための本能的な反射なんだ。だから犬の飼い主さんは気を付けて下さいね。
 会場でみんなから人参をもらうのは嬉しいな。いつもはモルモットフードばかりだからね
ネコ 匿名希望
 私はCAPP活動に参加するのはいやよ。会場に来る小動物にはちょっかいを出したくて血が騒ぐの、ネコの本能的行動ね。犬とは基本的に一緒にいるのはいやよ。それと、家から連れ出されるのは私達にとってストレスの何ものでもないわ。活動中、私の頭の中はパニック状態よ、私達は自分の家やなれたなわばり内にいるから自然に振る舞えるの、私達が必要なら施設で飼ってくれればいいのにと思うわ。
 *カーサのCAPP活動にネコは参加しておりません
 エミーちゃん(ベルジアン・タービュレン)
 初めてお邪魔する施設では、少し緊張してしまうの、でも何回かお邪魔するうちにみなさん私達を覚えてくれるし、とっても可愛がってくれるわ。私は訓練を受けているのでみなさんの前で訓練の成果を披露することがあるの、みなさん「すごいね」とほめてくれるよ。また、「CAPP活動に来る犬たちは頭がいいね」なんて言うけれど犬の能力の差なんてそんなに違わないのよ。自分の愛犬を「うちの犬はバカだから」なんて言ってはいけないと思うわ、問題は飼い主が愛犬とどうつき合うかなんだから。
 とにかく私達は、飼い主と一緒に活動できることが何よりも嬉しいの。だからCAPP活動は毎回とっても楽しみよ。
活動における注意点
CAPP活動における人畜共通感染症について
 動物と人間が共に感染する病気を「人畜共通感染症」と言います。この中で最も有名なのは狂犬病ですが、日本においては昭和32年以後、発病例はありません。しかし、世界的に見ると日本の例はまれで、輸入動物の多い今日ではしっかりと予防する必用があります。我が国では犬の場合、年1回の狂犬病予防接種が法律により義務づけられています。
 このほか人畜共通感染症は世界中に90種くらい存在し、この中で身近にいるペットから感染する物はトキソプラズマ病、オウム病、パスツレラ症等、30種くらいと言われています。
 健康な飼い主が適正に管理されたペットと接する中ではあまり意識しない問題かもしれませんが、CAPP活動においては対象になる人が老人ホームのお年寄りや病院の入院患者、療育施設のこども達ですから、当然慎重に考えなければなりません。活動に参加する動物は日常の管理もさることながら、活動当日のチェックが非常に重要であり、獣医師や動物管理の有資格者の存在は必要不可欠です。
 関係者があまり神経質になりすぎるのも問題ですが、以上のリスク管理をしっかりすることで動物と人の楽しいCAPP活動が実現すると考えています。
 
CAPP活動における参加動物の立場
 私達はCAPP活動の中心的動物を犬としています。これには理由があります。
まず人と動物が相互に楽しめること、これは先にも述べましたが、この活動の原点です。人とのふれあいを楽しめる動物として犬以外にもイルカやさる、馬等も考えられますが、会場に連れてくるコストの問題や猿などは人畜共通感染症が多く管理の難しさがあり、現実的ではありません。小動物においては基本的にこの手の活動に積極的に楽しむことはありません。おとなしくだっこされるくらいには、なれるますが、ハムスターやモルモット、ウサギにとってストレスにすぎないのです。このため参加するには小動物の立場に立って気遣いをしなければなりません
 犬場合は、人との長い共同生活の中で人と共に楽しむことの出来る能力をつちかうことが出来ました。毎回お邪魔する施設では犬たちの名前を覚えていただいたり、もちろん犬たちも可愛がってくれる人たちを覚えています。活動中犬たちは活き活きとし、楽しそうです。この楽しさが私達の求める癒し効果につながるのでしょう。
参加する動物たちの気持ち
活動報告のページを準備中です。完成まで、今までの活動のスナップ写真の一部を掲載しました。*このページの写真転用はご遠慮下さい。
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